2016.12.20 ツカエル組織論

英雄と文化

最近お茶の間や街中でよく見かける英雄たち、といえば2年連続で企業別CM好感度No1を獲得したauの「三太郎シリーズ」の桃太郎・浦島太郎・金太郎たちではないでしょうか。

この三太郎は言わずと知れた日本の昔話を代表する英雄たちなわけですが、日本の昔話に限らず海外やアニメ界でもいろいろな英雄が存在します。いつの時代にも英雄はいるものですが、皆さんは英雄と聞いて身近に思い浮かぶ人物や知人はいらっしゃいますか。

子どもたちの英雄なら先の三太郎やスーパーマン、ワンピースのルフィなど。またスポーツ界なら野球の王監督やサッカーの中田選手、最近では五輪メダリストたちでしょうか。

歴史上の人物なら、織田信長や西郷隆盛、坂本龍馬。起業家なら、岩崎弥太郎からスティーブジョブズ、孫正義などなど挙げていけばきりがありません。では皆さんの会社ではいかがでしょうか?英雄と言うと大げさに聞こえるかもしれませんがそんなリーダー的な方はいらっしゃるのではないでしょうか。

英雄が英雄たる理由は何か。冒頭の「au三太郎シリーズ」では、auのブランドスローガン「あたらしい自由」をうけて既成概念を壊して新しいものを生み出していくという意味合いが込められているそうです。それを伝えるために日本人のひとつの既成概念ともいえる昔話を少しずつずらすことで「新しい自由」を英雄たちを介して表現しているのだとか。

「英雄」は時代や分野によって創られるもの、ともいえるでしょう。こと組織の「英雄」においては組織文化や人事としての戦略や意図が反映されるものではないでしょうか。組織学の重鎮、野中郁次郎氏は組織文化は「価値・英雄・リーダーシップ・組織管理システム・儀式」の一貫性をもつ相互作用によって形成されると述べられています。英雄の存在やリーダーシップの発揮の仕方は、その組織の文化を示す重要なバロメーターとも言えるわけです。

皆さんの会社の英雄ともいえるリーダーはどんな方々でしょうか。
その方々がそういわれる理由は何ですか?誰をリーダーとするのか、何をもって賞賛するか、は会社にとって大事なメッセージであり組織の掲げるミッションやスタンスをわかりやすく社内に伝播することができる貴重なシンボルといえるでしょう。

誰を会社の顔とするのか、新人たちの手本とするのか、は経営陣・人事として意識していきたいものです。

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