2019.02.08 若手による若手のトリセツ

vol.1 今若者は何を欲しているのか

コラム紹介

 

このコラムは、若手社員である私土屋佑樹が、若手社員だからこその視座を強みに、若手社員の取扱説明書を綴ります。昨今では、管理職層と若手社員の間に価値観のギャップがあるため、若手社員とベテラン社員の関係性をスムーズにするようなコラムにしていく予定です。

 

自己紹介

 

本コラムを執筆するのは、JAMの新卒2年目社員、土屋佑樹です。私がJAMに入社した理由は、組織コンサルティングという職業に興味があったこと、日本の組織や働くことへの課題意識を持っていたからです。私自身、物質的には恵まれているものの、幸福度があまり高くない日本に問題意識を抱いています。

また、社員数が少ないアーリーステージの企業(2013年創業)ということも理由のひとつ。私は、このコラム執筆の他に、営業活動、コンサルティングのプロジェクト、新卒採用、セミナー主催などを担当。さらに社内の人事制度の構築にも関わり、少人数の企業だからこそ、新卒1年目から担える仕事の幅があると考えています。

 

「存在承認」とは成果や能力ではなく存在としてその人を承認するということ

 

第1弾の今回は「存在承認」について、書いていきたいと思います。 このワードは、聞きなれない方もいるかもしれません。私が思う存在承認とは「成果や能力ではなく存在としてその人を承認するということ」。これが仕事、特に若者のマネジメントにおいて非常に重要だと考えます。

 

若者は存在承認を欲している

 

さて、若者にとって働くというのはどんな位置付けなのでしょうか。

昔であれば、企業における立身出世で物質的な満足によって幸福を得ようとしたかもしれません。そのために仕事を一生懸命頑張るということもあったでしょう。しかし、物質(例えば家電など)があることは当たり前になってしまい、物欲の旺盛な若者は多くありません。

現代では、物やお金によって幸福になろうとする若者は非常に少なく、採用活動で出会う学生でもごく少数です。物質的に豊かになった今、「仕事をバリバリ頑張る」ということよりも「仕事はほどほどで趣味やプライベートを優先したい」という若者は増えています。

物質的に恵まれていると自覚する若者ですが、欲しいものが何もないという訳ではありません。若者が求めるものは、何か。それは「存在としての承認」つまり、自分がある程度自由にふるまえるような居場所となる場所です。

 

企業が居場所として機能できるかどうか

 

以前の日本社会に比べて現代ではそういう場所が減っており、家族を居場所と感じる人も減っているようにも感じます。「ALWAYS3丁目の夕日」の頃まで遡れば地域コミュニティがその役目を果たしましたが、今はそれも望めません。さらには、学校における人間関係も薄いものとなっています。

この存在承認を企業が与えることができた場合、若者は精神的に満たされるでしょう。 「ここは自分の居場所だ」と思えば、そのために人は頑張ることができます。長期的な目標という遠いものよりも、いま目の前にいる人という「近接性」の方がモチベーションに強度を与えるのです。

 

管理職研修「マルカート」における存在承認

 

JAMの管理職研修「マルカート」では、「存在承認」をテーマとしたコンテンツがあり、存在承認の具体的な実践例を学ぶことができます。成果で人を承認することのメリット/デメリットを考え直すことができ、存在承認を行うことで得られる深い関係性を知ることが可能です。

マルカートとは、イタリアの音楽用語で一つ一つの音をはっきり奏でるという意味で、会社という組織の中で管理職を1人1人輝かせようという思いを込めています。メインメッセージを「挑戦する組織ほど葛藤は発生する。葛藤をandで引き受ける」とし、葛藤と向き合うための概念や考え方を提供する研修です。

現代の若者をどうマネジメントするのか、どうやって昭和と平成が協業するのか。平成の終わりに考えてみてはいかがでしょうか。

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