2015.12.14 イケテル仕事観

「大きな三角形を描く」芸人 又吉直樹さん

小説「火花」で芥川賞を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さん。もともと芥川龍之介と太宰治の愛読者であったことから文学に傾倒し始めたという話は有名ですが、小説以外にも今年、ベストドレッサー賞を受賞するなど、その類稀なセンスは有名です。

 

その多才ぶりが異彩を放つ又吉さん。業界でも異色の存在だからこそ注目を集めているといっても過言ではありません。競争が激しいお笑い界の中で自らブルーオーシャンを創り出し、その優位性を際立たせているようにもみえます。個人としても会社としても、羨ましいその立ち位置。どうしたらそんなポジションを手に入れることができるのでしょうか。元リクルートで民間中学校の校長も務められた藤原和博さんの言葉を借りれば、それは又吉さんが大きな三角形を描いているから、ということなのかもしれません。

 

藤原さんによれば、稼ぐひとは大きな三角形を描いてその中でビジネスを拡大させているとのこと。(ITmediaビジネスオンライン;http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1508/26/news011.htmlできるだけ遠い分野で活躍し実績を残す。それを三角形の支点と考えたとき、その支点が遠ければ遠いほど周囲のその人への信任が大きくなり、活躍の機会も増え、稼ぐことができるという話です。お笑い芸人として、作家として、ファッショニスタとして、又吉さんはまさにその三角形を描いている一人、というわけです。そして又吉さんの場合は、その三角形の一辺が没頭する熱量に比例して更に伸び、その相乗効果で三角形の面積を拡張させているようにみえます。

 

「好きなことだけしか頑張れない」という又吉さん。中学生の時から芸人になることを心に決め、小説は常に持ち歩き趣味として造詣を深め、ファッションはあんまり見たことがない服が好きと古着を自己流にアレンジするこだわりよう。逆に興味関心のない生活費を稼ぐためのアルバイトはどれも長続きせず、その分確保した時間で芸のネタを考えたり読書をすることに投資してきたとか。そして「火花」執筆時には「お笑いの視点や物事の捉え方」が役立ったと語っています。

 

2点の直線上のラインだけでなく、もう1点を全く異なる角度からつなげることで、一気に収穫を増やすことができる。ビジネスでも個人でも、そうして多角的に可能性を高めていくことができたら、もっと飛躍的にもっと革新的に得られるものがあるのかもしれません。皆さんは仕事でも趣味でも夢中になれることがいくつありますか。もう1点、新たな支点を置いてみてはいかがでしょうか。

採用情報

JAMの価値観に共感して頂ける人材を募集しております。

採用サイトへ

お問い合わせ

JAMのサービスについてのお問い合わせはこちらから。

お問い合わせページへ