株式会社CRAZY

「客観的視点と、豊富な成功・失敗事例を求めて」

JAMさんには、コアバリューの言語化から人事制度再構築、その運用・定着に向けた研修プログラムの企画開発・実施、そして運用上の相各種談まで、広くサポートいただいています。
実は私自身を含め、CRAZYにはコンサルティングファーム出身者や人事経験者が揃っています。当然ながらこれまではほぼ自前で組織づくりをしてきました。当時のコアバリューや人事制度は自分たちで作ったものでしたし、十分運用できていました。

そんな我々が外部の力を借りようと思った理由は、“次のステージに進む”ためです。
会社の成長スピードを上げたい。新たな成長手法を得たい。
そのために、自分たちで出来る、出来ていると思っていた領域にこそ敢えて、圧倒的なプロフェッショナルに入ってもらおう　―　CRAZYを１つ上のレベルに引き上げるための意思決定でした。
そして、
「CRAZYに客観的視点を適切に持ち込んでくれること」
「他社の成功・失敗事例を豊富に知っていること」
を求めて、JAMの水谷さんにお声がけしました。 結果得られたものは、期待を超えるものでした。

「CRAZYらしさを尊重しながら、洗練させていくファシリテーション」

1つは、プロジェクトミーティングの充実です。
CRAZYのことを十分に理解してくれているという絶対的な安心感の上で、様々な視界・視点から論点を提示し、良い意味で沢山揺さぶりをかけてくれました。
概念的な問い、他社事例を引用したもの、自社で起こりうるシチュエーションに関するもの。議論の抽象度は様々で、題材も幅広い。でも、本質から決してブレさせません。「次なる成長を実現するために、CRAZYらしさをどのように研ぎ澄ませていくのか？」と。

選択肢に対しては、その場で客観的かつ明快にメリット／デメリットを提示し、時に「ダメなものはダメと」ハッキリ言い切る。無駄に迷わせません。
“OR”で考えることをしない。どう統合させていくか？に注力してくれます。
答えを与えることはせず、“共に考える”という姿勢で。

一方、ユーモアも忘れない方なので、ミーティングは更に充実しました。笑いも沢山ありました。
今も覚えているのが、「自由さ」のあり方や基準についての議論です。“どこまでをルールとし、どこからを自由裁量とするか？”の話し合いが、過度に自由裁量に偏った主張展開になり始めたタイミングで水谷さんが発した一言は、「じゃあ、お給料を払うタイミング、会社が自由に決めていいかな。」でした。一同あっぱれの瞬間でした。
ユーモアを織り交ぜなから本質を突く腕前に、プロとしての技術を感じました。

もう1つ、水谷さんとのやりとりを通じてプロジェクトメンバーが成長したことも大きな大きな成果です。自社理解の解像度が上がったこと、視座が高まったことの結果だと思います。私とメンバーの間のコミュニケーションがとてもスムーズになりました。

「出来ている」と思う会社ほど、JAMは有効活用できる

仕上がった新たな人事制度の導入にあたっては、目標設定研修の設計・実施もお願いしました。
よくある評価者向けの研修とはひと味もふた味も違い、実際のメンバーの目標を題材とし、「これは良い」「これは曖昧」「ここをもっとこうしたら」といったインタラクティブなやり取りを通じて目線をあわせながら、目標設定力の向上に取り組む場となりました。
CRAZYは目標の達成に向けて実行する力がとても強い組織です。だからこそ、改めての原点回帰で、そもそも掲げる目標には何が適切なのか？ 質の高い目標とは？ に向き合う機会を得て、その実現のためのトレーニングをしてもらったことで、これまで以上の成果を生み出せるようになりました。このビジネスインパクトは、大きかったですね。

これからも、CRAZYが自己変革し続ける個人の集団でありつづけるために、JAMさんには引き続きご支援頂きたいと思っています。
最後に、「うちイケてるな。」と思いこんでいる企業さんほど、JAMさんに入ってもらうと良いですよ。最大限有効活用できると思います！笑