ホームマネディクコラムオンラインでハラスメントはどこまで学べるのか。
2020.11.13 マネディクコラム

オンラインでハラスメントはどこまで学べるのか。

数年前と比べて、「ハラスメント」という言葉の重みが増した今、多くの企業が「ハラスメントとは」「パワハラ/セクハラとは」を学ぶ時代になりました。知らなかった、では済まされない分野になっているのがハラスメントなのです。

目次

  1. メンバークラスとマネジャークラスの違い
  2. 普段の行動で考える
  3. オンラインで「知る」ところから

 

メンバークラスとマネジャークラスの違い

上と横の繋がりだけだったメンバー時代。セクシャルハラスメントは身近でも、パワーハラスメントについては考えなかったかもしれません。しかし管理職になればこれまでいなかった部下ができます。それも1人ではなく、チームを率いることもあるので一気に複数の部下のマネジメントが求められることもあります。「まさか自分がハラスメントをするわけないから大丈夫」なんて思って接していても、部下はパワハラと認識しているかもしれない。なりたての新任マネジャーは、特にこの感覚を持っておくことが必要です。

こういったハラスメントの問題は、「これくらい大丈夫だろう」という程度がすごく難しいものです。なぜなら、その判断基準は受け手の感覚がメインになるからです。どの程度だと不快なのか、ハラスメントだと感じるのかは相手の繊細さによって大きく変わり、Aさんは何も感じなくても、Bさんは気にしてしまう、なんてことが起きます。ですので、その危険なラインを避ける、誰にとってもハラスメントにはなり得ないだろう行動をとることが求められます。

 

普段の行動で考える

マネジャーともなると、部下を指導する場面が出てきますよね。「指導は人前ではなく、誰もいない会議室や2人の時、クローズな場が望ましい」と考える人が多いかと思います。部下を人前できつく叱責する場面は、ハラスメント認定される危険性があるからです。その考え方がベースで正解ですが、あえてオープンな場で注意することが必要な場面も出てきます。それは、誰にとっても明らかな共通のルールがあって、それを破る/違反する行動をとっている人がいる場面です。この時、人前で叱責するという行為は正当なものですし、周りの社員には「違反者への注意をしっかりしてくれている」という認識が生まれます。しかし、叱責と注意の声のトーンは気をつけるべき部分です。ということで、次はそのトーンについて考えてみましょう。

 

叱責する時は、感情が昂っている人が多いかと思うのでついつい語幹が強くなってしまったり、まくし立ててしまったり…。内容によっては感情が前面に出てしまうものだとは思いますが、後に「ハラスメント」と言われないように気をつける必要があります。それならば冷静沈着に、冷たい/呆れたトーンで言えばよいのかといえばそれも難しく、却ってそのトーンが怖いと思われる可能性もあります。声を発している側はどうしても判断しにくい部分かと思うので、周りから意見をもらったり、時に自分を客観視する必要があります。

 

オンラインで「知る」ところから

普段の業務で見てみると、「人によっては確かにパワーハラスメント認定されてしまうかも」そんな場面がたくさんあることがわかります。ハラスメントというのはその定義の知識ももちろん大事ですが、何がハラスメントに分類されてしまう危険性があるのか、を知ることが何よりも大事です。「もしかしたらこの行動は危険かもしれない」それが分かれば回避すればよいのです。何事もまず、「知る」ということが重要です。集合研修がなかなかできない今、オンラインのツールを使って「知る」ことをお勧めします。

株式会社JAMの「マネディク」というオンラインサービスでは、「知る」をバラエティ風の編集を施した動画で提供しています。定義を知るのは文章でよいとしても、上記の「どの程度の声のトーンならハラスメントの危険性が高くなるのか」なんて文章ではわからないですよね。マネディクでは、人事コンサルタントの方や弁護士の先生といったハラスメント知識が豊富にある方々をお呼びして、対談形式で具体例を用いながらハラスメントのラインを探っていきます。オンラインの学習ツールなので、いつでもどこでも何度でも「知る」ことができます。パワハラ/セクハラのテーマに加え、新任マネジャーが持つべき視点、心構えもオンラインで学べます。

マネジャーの立場では、部下マネジメントを求められますが、それには知識がないといけません。これまでのメンバー時代と違ってパワー/役職を得たマネジャーには、その力の正しい使い方が求められるのです。時代に合わせたオンラインの学習ツールで、ハラスメントの基本・具体例、そしてマネジャーの基本を学びませんか。

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