
eラーニングの効果を最大限引き出す2つのポイント
場所を選ばず、時間を選ばず、自分のモバイルさえあれば学べるeラーニングサービス。学生向けの講義に始まり、資格の勉強も、社員研修もスマホ一つで隙間時間にこなせる時代です。
忙しい社会人であれば、その学習形態はとても魅力的なもので、ただ、そのネックになるのが「見なくなる/継続できない」ということ。個人で取り入れるeラーニングと違って、会社で取り入れるものはさらにこの事象が起きやすくなります。
継続して学びを得るためのポイントを2つご紹介します。
目次
ポイント① 企業で習慣化
会社が一定の層の社員向けにeラーニングを導入しても、1ヶ月後に継続している人は半分もいない。なんてことも可能性として大きいわけです。こういったeラーニングの形態のサービスだと、その学びのペースの多くは個人に任せられることが多く、そうなるとさらに見る人/見ない人の差は開いていきます。始めは「毎日見よう」「しっかり学ぼう」と思う社員が多いかもしれませんが、やはり業務で忙しい日常の中での継続は難しいですよね。
この事象に陥らないポイントは、導入後も企業として取り組むことです。個人に学習ペースをすべて任せるのではなく、時に見てほしい動画を人事や経営者が指定することが効果的です。また、「◯日までにこの動画を見てね」と指定するのなら、その後も放置ではなく管理が必要で、「視聴状況はどうだろう」と時折確認することが理想です。
各個人に視聴ペースを任せても、全員が活用せずに層としての底上げが叶わなければ、導入の意味がありません。契約期間が終わる頃には「結局いらなかったな」なんて感想にならないように、経営者や人事がサポートすることが必要です。
ポイント② 学びをシェアする
ポイント①の「企業で習慣化」すると同時に、学びをシェアすることが効果的です。どんなに個人に習慣化させても、その学びによって変化がある/普段の業務で収穫があると感じることができなければ、継続する意味を見出せなくなり、離脱していきます。そうならないためにも、個人が得た学びが実際に活かされているか/変化をしているかを確認する目が必要です。
ここでの確認する目としては、同じ階層がオススメです。「全員で見る」ということです。行動がどのように変わったのか、また、どこに苦手を感じているのか、同じ立場の社員でお互いに見合い、その気づきをシェアする機会を設けてください。
自分を客観視するのは難しく、できているのか/いないのかの判断が偏ってしまうと、学びを深めることが難しくなります。また、個人が1人で得られる学びには限界があります。同じ階層で積極的にeラーニングでの学びをシェアすることで、1人では気づかなかった目線を得ることができ、それもまた業務で活かすことができます。
最後に
eラーニングのネックである「継続できない」原因、そしてそれを解決するポイントについてご紹介しました。せっかく社員の能力向上を目的にお金を払って導入するのなら、効果を出したいのが企業としての思いですよね。
eラーニングで効果を出すなら、個人にすべて任せるといった方法はNGです。しかし、企業として人事としてサポートをしながら、同じ階層で高め合う仕組みを作れたら、eラーニングのメリットはとても大きいものになります。特に、毎日忙しくまとまった学習ができない社員にとってはeラーニングはとても頼れる存在になるかと思います。
株式会社JAMが提供する「マネディク」は、ベンチャー企業の管理職向けのeラーニングサービスです。見て知識を入れて、それを日々の業務で生かして振り返る。ここまでできないと学びの効果は感じられません。
eラーニング活用の大きな分かれ道「継続できる仕組み作り」を全面サポートいたします。
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