ホームマネディクコラムeラーニングでのレベル上げをポケモンで考えてみた。
2020.11.24 マネディクコラム

eラーニングでのレベル上げをポケモンで考えてみた。

みなさんポケモンのゲームはやったことがあるでしょうか?老若男女に知られている、あのポケモンです。かく言う私も世代でありまして、学生の頃はゲームでレベル上げに励んだ記憶がしっかりあります(笑)

企業が社員に研修を受けさせる目的というのは、このレベル上げに相当するものではないかと思います。個々のレベルをあげて、チーム(組織)が勝てるようにしていく手段なわけです。

コロナウイルスをきっかけに、これまでのリアルでの対面型のものから、オンラインでの集合型やeラーニングという手法に切り替えた企業は多いかと思います。しかし、多くの企業様とお会いすると、「eラーニングでは対面型の研修と比べた時に、効果が感じづらいのではないかという懸念を抱いている方が多い印象を受けます。

以下では、「eラーニングの研修で効果を出すためのポイント」を、ポケモンのゲームに例えて4つの段階で語っていこうと思います!

目次

  1. 「歩く」段階:サービス導入
  2. 「技の習得」段階:動画を見る
  3. 「経験値を上げる」段階:学びを実践する
  4. 「経験値を分け合う」段階:学びをシェアする

 

1.「歩く」段階:サービス導入


まずは1段階。eラーニングツールの導入段階は、まさしくゲームの基本動作のようなものです。導入した段階では何も変わらず、そこで満足していてはレベル上げにはならない状態です。何せまだタウンを自由に歩いている状態なだけだからです。企業側(人事や経営者)がここで「各自に任せるから自由にどうぞ!」と言えば歩く方向はバラバラ、行う行動もバラバラになります。

そうならないために、eラーニングの導入時に大切なことが「動機付け」です。ゲームでいう、プロローグ部分です。四天王というライバルが各地にいてそれを倒しにいく、それを認識して私たちはゲームを始めるわけです。それと同じです。

どんな目的でこのツールを取り入れ、どうなって欲しいかを企業側(人事や経営者)が伝えることが重要です。

 

2.「技の習得」段階:動画を見る


続いて2段階目。上にも書いたように、タウンを歩き回るだけでは何も始まりません。度々訪れるライバルとの戦いに勝ちストーリーを進めるためには、自分のチームを強くしなければいけません。

そのためには色々なところで、ポケモンでいう「技マシン」を手に入れる必要があります。日常の中で覚える技の他に、+αで覚えるわけです。ゲームでは、この技マシンで覚えた技を使うことでしか進めないルートだったり、それを使うことで簡単に進めるルートがあったりします。

 

普段の業務では補えない知識をeラーニングの動画を見ることで入手できます。あくまでも全ての動画知識をそのまま取り入れるのではなくて、自社に合っている/自分のチームに応用できそうという判断軸を持って見ることをオススメします。

 

3.「経験値を上げる」段階:学びを実践する


これが3段階目。動画で知識を得たのなら、次はいよいよ実践です。知識として完結するものもありますが、繰り返し使っていかなければ自分のものにならない知識もありますよね。そういった知識は日々の業務の中で思い出しながら使うことが重要です。

一度でうまくいかなかった部分は振り返りをし、さらにブラッシュアップします。見るだけのeラーニングで終わらせないようにすることが大事です。

ゲームでも、リアルでも、経験値を上げるために最も有効なのは、それを使うための場面を経験することです。ゲームで言えば、戦闘に参加することです。モンスターボールに入っているだけでは、経験値はもらえずレベルも上がりません。積極的にその場面を経験しに行きましょう。

 

4.「経験値を分け合う」段階:学びをシェアする


最後、4段階目はシェアすることです。経験値を稼ぐ方法として、知識を使う場面を経験するというのを挙げましたが、その経験値を最大化させる方法がみんなでシェアすることです。

企業でeラーニングを導入すると、複数人は自分と同じ層の社員がいるはずです。その社員みんなで、経験値を分け合ってください。1人では得られる経験値に限界があります。しかし、複数人とシェアすることでその経験値は何倍にもなり、互いに高め合うことができます。レベルアップのスピードは早くなり、さらに層全体のレベルの底上げにもなります。

ポケモンのゲームで例えると、全員が戦闘をした分の経験値をもらいながら「がくしゅうそうち」でさらに経験値をもらっている感覚です。これがあるのとないのでは、レベルUPの速度が大きく違います!

*がくしゅうそうち:ゲームでは、戦闘に参加していないポケモンでも経験値がもらえるアイテムです。

ベンチャー企業向けのeラーニング


ポケモンのゲームに例えて「eラーニングの研修で効果を出すためのポイント」を語ってきましたが、いかがでしたでしょうか。

eラーニングは入れて終わり、社員に任せて終わり、だとレベル上げに繋がりません

目指す方向を示す。知識/技を覚える。覚えたものを使ってみる。繰り返し使ってものにする。経験値を1人のもので終わらせずシェアする。

ここまでやって、初めてレベル上げに繋がります。企業としても、数人がレベルアップするより、層全体でレベルアップさせたいですよね。

このレベル上げの仕組み作りまでサポートしているのが株式会社JAMです。「マネディク」というeラーニングツールをベースに、企業のレベル上げのお手伝いをします。

目指すところは、外部からのサポートが必要のない仕組み作り。eラーニングを使ってしっかり仕組みができてしまえば、社内でレベル上げのサイクルが続いていきます!

 

▶︎「マネディク」とは→ https://manadic.com/lp/0001

ベンチャー企業の管理職に知っておいて欲しい知識・技を公開しています。心構えに始まり、部下マネジメントのポイント、ハラスメントの境界線などを短時間の動画で学ぶことができます。また、動画だけではなく他社の管理職とも交流できる機会があるので、そこから「経験値」を得ることもできます。自社内でもシェア、他社ともシェアすることでさらなるレベル上げができるわけです。見るためのeラーニングではなく、使うためのeラーニングです。

eラーニングはツールです。どう上手く使えるかがポイントなのです。eラーニングで管理職のレベル上げをして、より強いチーム(組織)を目指すベンチャー企業の方、eラーニングの研修で効果を出してみませんか。

 

▶︎動画の内容をチラ見せ→https://www.youtube.com/channel/UCAVVCCWZltETDe-PUyfQ_Lg/featured

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