ホームマネディクコラム企業向けeラーニングの活用方法とは? メリット、デメリット、活用方法など
2020.11.27 マネディクコラム

企業向けeラーニングの活用方法とは? メリット、デメリット、活用方法など

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、企業の人材育成担当者の方は日々葛藤を抱えられているのではないでしょうか。

「集合型研修はストップすべきか…」
「今年は育成コストをなるべく抑えたい…」
「それでも何かしらで育成は続けたい…」

このようなお悩みの1つの解決策として、企業向けeラーニングの導入があります。

今回は企業向けeラーニングを導入するメリット、デメリット、活用方法などをご紹介します。

この記事の目次:

  1. 企業向けeラーニングのメリット①|コスト削減
  2. 企業向けeラーニングのメリット②|時間を問わない育成が可能
  3. 企業向けeラーニングのメリット③|場所を問わない育成が可能
  4. 企業向けeラーニングのメリット④|繰り返しの学習が可能
  5. 企業向けeラーニングのデメリット①|学習の実施が個々人に委ねられる
  6. 企業向けeラーニングのデメリット②|内省を促しにくい
  7. 企業向けeラーニングの活用方法①|なるべくマイクロ化されたものを選ぶ
  8. 企業向けeラーニングの活用方法②|振り返りの場を設けサイクル化を目指す
  9. 最後に|管理職向けeラーニングサービス「マネディク」

 

企業向けeラーニングのメリット①|コスト削減


企業としてeラーニングを導入することにより、コストの削減が見込めます。

集合型研修を研修会社に委託する場合、1回あたり数百万円が相場ですが、多くのeラーニングならばその半分〜3分の1ほどのコストで導入することが可能です。
外部の力を借りて人材育成はし続けたいが、コストの削減が必要…という企業には非常に合った育成手法であるといえます。

 

企業向けeラーニングのメリット②|時間を問わない育成が可能


企業としてeラーニングを導入することにより、時間を問わず学習を進めることができます。

同じ部門/レイヤーでも各人で抱えている業務量により、時には「今は研修に何時間も割いている場合ではない!」という反応をしてしまうことも無理はありません。

しかし、ほとんどのeラーニングは生配信ではなくアップロードされたコンテンツを視聴する形式のため、決まった時間に集めて学習させる必要がなくなります

 

企業向けeラーニングのメリット③|場所を問わない育成が可能


企業としてeラーニングを導入することにより、場所を問わない育成が可能になります。

通勤中や業務の隙間時間にも学習を進めることが可能。在宅勤務中の社員に同じコンテンツで学習をさせることも可能です。

 

企業向けeラーニングのメリット④|繰り返しの学習が可能


企業としてeラーニングを導入することにより、繰り返しの学習が可能となります。

集合型の研修は録音・録画をしていることはほとんどなく、各人が復習をしづらいものです。
一方でeラーニングは同じコンテンツを何度でも視聴可能。繰り返し学習を行うことで知識を定着させることができます。

エビングハウスの忘却曲線では、人は覚えた内容を20分後に42%忘れ、1時間後には56%、1日後には74%を忘れてしまうとされています。

忘却曲線の画像

Forget what you learned|Toby Elwin

1度きりの学びでは人は忘れてしまうもの。だからこそ、繰り返し視聴できるeラーニングは効果的な学習方法であるといえます。

 

企業向けeラーニングのデメリット①|学習の実施が個々人に委ねられる


企業向けのeラーニングには学習の実施度合いが個々人に委ねられます

いつでも学べる利点の反面、「後でいいや」を繰り返す人も生まれる可能性があり、結果として学習の実施度合いに差が生まれることもあります。

そのため、導入をするために学習対象者の動機付けを行うことや、学習の期限を設けて実施度合いを適宜確認することなどが求められます。

 

企業向けeラーニングのデメリット②|内省を促しにくい


eラーニング単体では、集合型研修と比べ内省を促す機会は少なくなります。

基本的に「コンテンツ→学習者」の一方通行で行われることが多く、グループワークを行うこともできないため、個々人が「インプット」はできても「内省」はしづらいものです。

そのため、eラーニングを導入した際は「そのまま」にするのではなく、インプット内容を踏まえて何を感じたか? どう業務に落とし込むか? などを問いかけて考えさせることが必要になります。

 

企業向けeラーニングの活用方法①|なるべくマイクロ化されたものを選ぶ


企業向けeラーニングの活用方法、1つ目はなるべくマイクロ化されたコンテンツを選択することです。

マイクロ化されたコンテンツとは、コンテンツ1つあたり3〜5分ほどで学習が可能であること。

eラーニングの「時間/場所を問わない育成が可能」という利点を生かすため、コンテンツ1つあたり短時間で学習できるものを選択することをオススメします。

また、マイクロラーニングとして高い学習効果も実証されています。
ベネッセコーポレーション社の実証実験によると、45分の学習を15分×3セットに小分けしたグループが、60分間通しで学習を行なったグループと同等以上の学習効果を得られたことがわかっています。

学習時間を細かく分けた「45分」で「60分」と同等以上の学習効果を発揮 “長時間学習”よりも短時間集中の“積み上げ型学習”が有効であった|PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000562.000000120.html

 

企業向けeラーニングの活用方法②|振り返りの場を設けサイクル化を目指す


企業向けeラーニングの活用方法、2つ目は振り返りの場を設けてサイクル化を目指すことです。

デメリットとして先述した「学習の実施が個々人に委ねられる」「eラーニング単体では内省を促しにくい」の2点は、振り返りの場を設けることで解決できる可能性が非常に高いです。

① 振り返りの場を1ヶ月後に設定
② 推奨視聴コンテンツをピックアップし振り返りの場までにインプットさせる
③ 振り返りの場ではインプットを踏まえて「学んだこと/感じたこと/業務での実践内容」などをディスカッション

上記のような設計方法が一例です。

尚、このような振り返りの場はeラーニングでインプットしているという前提があるため、通常の集合型研修よりも短時間で行うことができます。

 

最後に|管理職向けeラーニング「マネディク」


株式会社JAMが提供する管理職向けeラーニングサービス「マネディク」では以下の5つの機能がご利用いただけます。

・1本あたり3〜5分の動画学習コンテンツ
・知識確認テスト
・組織人事コンサルタントへのQ&A
・月1回の公開型研修
・月1回、6ヶ月間の次世代リーダー向けプログラム

マネディクの画像

専任のコンサルタントによる社内ワークショップの実施サポートも行っており、「マイクロ化されたコンテンツの提供」と「サイクル化のご支援」の両面を揃えたサービスです。

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