2015.07.01 ツカエル組織論

「採用の目的は人を採ることではない?!」

就職活動時期の後ろ倒しによって、新たな動きが生じた今年の新卒採用。
そんな中、採用のリーディングカンパニーともいえるリクルートホールディングスが自社の新卒採用において新しい取り組みを始めています。

それは新卒の幅を、30歳以下なら誰でも応募できる状態に拡大する、という取り組み。
例えばすでに大学を卒業していたり、他の会社で働いていたり、浪人していたりしても、2016年4月に入社可能なら応募可能ということなのです。

この取り組みの背景にはどんな思想があったのでしょうか?

きっかけは発起人のある友人だったそうです。
その友人は非常に優秀でありながら、新卒一括採用のタイミングを逃してしまい、新卒として入社できる会社がなくて困っていたとか。
ただ新卒一括採用の時期を逃して卒業しまったために、就職しようとしても業務経験3年以上などといった条件に引っかかってしまい応募もできない状況なのです。

そこに問題意識が生まれ、この施策に「新卒採用をもっと自由にしたい」という想いが込められます。

さらにこの施策に反映されたのは「私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。」というリクルート社のミッション。

新卒採用において何が「新しい価値の創造」となりえるのか。
自分たちは社会から何を「期待」されていて、どう応えようとしているのか。
「一人ひとり」が輝く世界とはどのような状態なのか。

もちろん採用活動は自組織に必要な人材を獲得し、入社してもらうことが目的です。
しかし、それだけでなくその活動の意義をどこに設定するのか、どんな問題の解決を目指すのかによって取りうる手立ては変わることを、リクルート社のケースは示してくれています。

自組織の採用活動は何を目指すのか。もう一度自問自答してみたいものです。

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