「買い物で一石二鳥?!」
梅雨空が続いていますが、そろそろ街ではセールの季節!
セールで買いすぎてしまって後悔する、ということもあるかもしれませんが、心理学的に買い物にはあるポジティブな効果もあることがわかっています。
その効果とはアンチエイジング!
ショッピングには五感を刺激する要素があふれており、その結果として若返りの効果が期待できるのだそうです。
その効果が特に強く発揮されるケースが2つあります。
一つは大きな買い物をするとき。
大きな買い物をする際には「少しでもお得に買いたい」などという気持ちから、関連した情報や商品を探すために脳がフル活動しますよね。そんなとき、日常生活でも五感が刺激、活発的に動き始めるといわれています。
もう一つは誰かにプレゼントを贈るとき。
相手の好み、色、形、サイズ、使い心地、予算など「どんなものが喜ばれるかな」といろいろな情報を引き出しながら、検討して商品を選んだり、どんなタイミング、方法で贈ろうかな……とイメージを想像することで、想像力も高まり脳の活性化に役立つのだそうです。
しかし、この効果を十分に得るために気をつけるべきこともあります。
それは私たちの心に潜む「選択支持バイアス」(Choice-supportive bias)。
これは過去に選択したものと同じ選択肢を選びやすい傾向のことです。
例え少しの不満を抱えている場合であったとしても、私たちはこのバイアスに影響されてこれまで購入したことのあるブランドの商品を購入するなどといった形で、過去の自分の選択を支持しようとしてしまう傾向があります。
明確な理由がない買い物を避け、自分の脳をしっかり使えた場合だけ、買い物での一石二鳥が実現できるんですね。
皆さん、よい週末をお過ごしください。