2014.07.11 エンタメ心理学
他人を褒めて、自分を伸ばす?!
あとは決勝を残すのみとなったワールドカップ。
熱が入るとときにはライバル国に対して「失敗してほしい!」と思ってしまうようなこともありますよね。
しかしそのアプローチ、あまりよい結果を生まないようなのです。。。
私たちの脳は、実は主語を認識できません。
つまり、発する言葉はすべて自分に向けられたものとして理解してしまう、ということ。
ですから、例えばサッカーの試合をしながらライバルに対して
「転べ!」とか「外して!」と口にしたとしたら、あなたの脳は自分に対して転べ!とか外せ!といっているのと同じことになってしまうのです。
その結果として、脳は自分が悪く言われていると思い、自分自身にストレスを溜める結果になってしまうのです。
人の不満や文句を言ってばかりいると、なんとなく自己嫌悪に陥いりやすいのもその影響でしょう。
タイガーウッズは勝ちたい時ほど、相手の成功を祈るそうです。
相手を褒めてあげる行為に対して、脳は自分が褒められたと思い、気持ちが良くなるだけではなく、自尊意識や自信向上にも繋がります。
つまり、他人の事を褒めて、自分自身を伸ばすことが可能だということ!
脳のデメリットをうまく活用しながら、自分にとってのメリットをどんどん生み出して生きたいものですね!