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2015.10.28 エンタメ心理学

ハロウィンから見える深層心理

来る10月31日はハロウィン ( Halloween )ですね。本来はヨーロッパを起源とするカトリックの民族行事で、秋の収穫を祝い悪霊を追い返す宗教的な意味合いがあるそうです。子どもたちが仮装して「 Trick or treat!」とお菓子を貰う風習はアメリカで生まれたようですが、日本でもこの商業的要素が強くハロウィンと言えば仮装パーティーという印象です。毎年この時期になると海外セレブや芸能人のハロウィン衣装が注目を集め街頭に並ぶ流行を取り入れた仮装グッズを目にします。

 

仮装はなぜ人を夢中にさせるのでしょうか。近年日本のアニメ文化でも登場するコスプレと同様に、仮装をする深層心理として、変身願望や承認欲求が挙げられます。仮装するだけで容易に普段の「自分」ではない何者かになれる、周囲から注目され仮装するキャラクターに倣って自信が持てるなど外見だけでなく仮装を通して心理的にその心持ちにも変化があらわれるようです。そのため、その人がどんなキャラクターや衣装を身につけるかによってその人の深層心理も垣間見えるといいます。

 

最近は職場でハロウィンイベントを実施するという方もいらっしゃるかと思います。普段落ち着いて無口なエンジニアの男性が、ピエロの衣装を着てハロウィンイベントでいきいきとMCをしていた。職場では目立たない管理部門の女性が濃いアイメイクにミニスカートの小悪魔スタイルで積極的に男性陣を取り仕切っていた。など意外な一面を発見できるかもしれません。

 

その様子から深層心理を読み解いていくと、、もしかしたら人事評価で掛ける言葉の選び方や人事異動の采配の際に役立つかもしれません。イベントを楽しみつつそんな視点を持ってみてはいかがでしょうか

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