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2014.02.09 イケテル仕事観

理想の組織が文化をつくる

今や世界的に有名になったゆるキャラ、くまもん。
その着ぐるみをつくっているのは、なんと従業員30人の中小企業。
この5年で製作した着ぐるみは、1000体を超えるといいます。
何がこの急成長を支えているのでしょうか?

工場長である加納さんのこだわりは、着ぐるみをまとったキャラクターが愛されることに責任を持つ、ということ。
単に着ぐるみをつくるのとはわけが違います。

例えば、ゆるキャラが軽快に動いてファンの方と触れ合えるよう、軽量化を図ったり、手の形を工夫したり。
もちろんかわいらしさは残したまま、です。

軽量化のためにボディーや頭を削ったり、ファンの方とのふれあいのために手を長くすると、容易にかわいさは半減してしまいます。
その絶妙なバランスを妥協なく追求することで、ここまでの支持を得たのです。

「社員一人一人が、自分の会社を誇りに思い自社製品への愛に溢れている」
そんな姿が理想の会社像だと語る加納さん。

その理想通り、同社のメンバーは自社の製品が愛されることを心から願い、妥協を許さず仕事に向き合っています。

加納さんの組織づくりが、こんなにも愛されるゆるキャラ文化を根づかせたといっても過言ではないのかもしれません!

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