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2014.06.11 ツカエル組織論

節目にそえて

少しタイミングがずれてしまったのですが、皆さんに支えられ本コラムは6/3に1周年を迎えることができました!
支えていただいている皆さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

このような1周年などの節目があると、施策のこれまでを振り返ったり、今後について考える機会となりますよね。
それは個人のキャリアにおいても同様でしょう。

日本のキャリア研究の第一人者として著名な金井壽宏氏(神戸大学大学院経営学研究科教授)は、きっかけが内的なものであれ、外的なものであれ、人生に何年おきかにやってくる節目は、目の前に複数の道が広がる岐路に差し掛かり、どの道を選ぶべきかという大きな決断に迫られている状況であり、こんなときこそ、自分のキャリアについてじっくりと考えるべきだと主張されています。

また、逆に節目でない時期には予期しなかった偶然の出来事や出会いを柔軟に受け止め、あえて「流されてみる」ことも必要だといいます。このことは「キャリア・ドリフト」と呼ばれています。(ドリフト=漂流する)

キャリアについて考えるのはとても重く、大変な作業。常日ごろから「自分がやりたい仕事は何だろう?」などと考える日々が続くのは、あまり健全な状況ではありません。

大きな節目で立ち止まってじっくり考え、いったん方向性を決めたらしばらくは深く考えず、日々の仕事・生活にまい進すべき、ということです。

話を本ページのような施策に戻してもキャリアと同様に、大きな節目で方向性を決め、しばらくはそれを継続しながらひとまず前進してみる、ということが大切なのかもしれません。

節目での再考と日々の継続のバランスを保ち、今後も本ページはより皆さんの日々の組織開発、人材育成に役立てていただけるようなコンテンツの発信に努めてまいりたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!

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