2019.08.28 成長企業の社長が語る 組織のDNA

成長企業の社長が語る 組織のDNA Vol.7(前編)

成長企業で組織づくりへのこだわりを持つ社長に、同じく成長企業で組織づくりにこだわりを持つ社長をご紹介いただく「組織のDNA」。

Vol.7は株式会社ITプロパートナーズ 木村社長からご紹介をいただき、株式会社LiB 松本社長に組織づくりのこだわりをお伺いいたしました。

 

<LiB創業の背景:価値創造コミュニティへのこだわり>

企業を創業するには2つのパターンがあると思っています。1つは、創業者のやりたいことを形にし、それを社員に手伝ってもらうもの。もう1つは「場」を作るもの。それは自分の人生だけでなく、仲間たちが場所を使って人生を叶える「場所づくり」。LiBは後者です。そして、社内コンセプトは価値創造コミュニティ。社員たちが主体性を発揮して新しい価値を生み出し続け、アメーバのように増え続けていく、残り続けるコミュニティを作りたいと思っています。LiBという作品は、時代を超えても価値を生み続けるものでありたい。

 

そのLiBが1個目に生み出す価値は、女性のライフキャリア。その事業を考えたのは、私の原体験に紐づきます。1社目のリクルートでは、ホットペッパーの営業を担当していました。読者の9割が女性。働く社員も、雇用関係にかかわらず子どもを持つ女性社員がほとんど。そこでの体験が強烈でした。女性の活躍を見て、底力を思い知らされたんです。でも、ライフイベントで活躍できず、あるいは見えない不安に怯える人もいて、辛そうな人もいた。そのコントラストが本当に印象的でした。

 

リクルートの次の会社は、女性向けマーケティングを行っているトレンダーズでした。ターゲットは子どもを持つ女性。女性向けの商品の多さ、広告費の大きさには驚きました。電通の広告の7割は女性向けですし。経済は女性が回しているという実感を得ましたね。

 

日本経済のボトルネックは、人口問題だと思います。あらゆる社会問題はそこに起因していると思い、女性の活躍という打ち手が一番良いのではないかと個人的に思いました。人口の半分ですし、日本の女性は世界的に見ても高学歴。しかし、社会人になるとジェンダーギャップが大きい課題先進国の日本。そのギャップを埋めていくことにLiBが取り組むことで、日本が世界で先頭を走ることができ、日本という国において新しい勝ち方を作っていけるのではと思っています。

 

このような状況の中、LiBは“「生きる」をもっとポジティブに”というミッションのもと、「誰かの人生にポジティブになるのか?」という問いを立て、商業的価値だけでなく社会的価値も両立する価値創造コミュニティを作っていこうとしています。

 

<組織づくりへのこだわり:主体性>

組織づくりのこだわりでは、主体性という言葉がど真ん中にありますね。責任を果たしている社員が自由に働くということが主体性ということだと思っています。社員が、責任を果たして得た発言権で新たな価値を生み出していくことを大切にしています。

主体性を発揮してもらうためには「働く人の制約を外すこと」が非常に重要だと思っています。これはとても難しいです。魔法の杖がないので、試行錯誤の中でチャレンジし、日々のPDCAを回して少しずつ着実に行う必要があります。

主体性を発揮してもらうために影響の大きいものとして、事業のミッションビジョンバリューだけでなく、コンセプトワードがあります。「女性が活躍できるところは、男女関係なく活躍できる」という言葉ライフイベントに対して、女性はコントロールできる範囲が少ないですが、親が倒れると男性も状況は一緒です。現代に生きる女性が活躍しやすい環境を作ることは長期的には男性を救うことになります。女性が働きやすい環境は、子育てや介護を行う男性にも働きやすい環境です。

あとは、2つのポジションも重要な意義があります。1つ目はCPOというポジションです。CPO(チーフパーパスオフィサー)は、副社長が担っています。LiBが存在する意義を常に考え事業戦略を立てています。また、本人自身もロールモデルとして情報を発信してくれています。そして、2つ目のポジションは、CCO(チーフカルチャーオフィサー)です。カルチャーを作っていく代表的な役割を担っています。ポジションを置くことそのものが会社のメッセージになると考えています。

 

(後編につづく)

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