2014.06.20 エンタメ心理学
六月に流行する病?!
六月も残り約1週間となり、1年の半分が過ぎようとしています。
この時期、特に気をつけたい病気があるのをご存知ですか?
それは六月病。
五月病と異なり、六月病の代表的な症状は「自分のコミュニティに染まり切ってしまう」こと。
新しい環境やコミュニティの中で見つけた自分の居場所が安定してくると、誰もが陥りやすい状態です。慣れ親しんだ環境にどっぷりつかってしまい、周りが見えなくなるというわけです。
症例として見られるのは、たとえば、いま自分がいるコミュニティの風土とは違う世界を徐々に受け入れなくなる。
「いま一緒にいる仲間が、ほかのどんな仲間より一番楽しい」と思うようになり、現在の友達以外の人と遊ぶ回数が極端に減る、などです。
誰もが一度「自分の居場所」を見つけるとそこが心地よくなってくるのは当然。
好きになるのも、心地よくなるのも、染まるのも、生活と心の充実のためには欠かせないことですし、本当にいいことなのですが、心配なのは、ともするとそれが上の症例のように「染まりすぎ」「周囲が見えない」「他の世界を否定する」に転じてしまうこと。
1年の真ん中の節目に、自分の周りをもう一度見渡してみてはいかがでしょうか??