2014.08.27 ツカエル組織論

ルールは細かいほど良い?!

明治29年(1896年)に制定されてからほとんど変わっていなかった民法の改正が検討されており、賃貸住宅の敷金の定義についての明文化が盛り込まれる予定とのこと。
その背景にあるのは敷金をめぐるトラブルの多さ。
現在の民法には敷金の定義や返還の基準の明確な規定がなく、国民生活センターにはこの賃貸住宅の敷金や原状回復をめぐるトラブル相談が、毎年1万4,000件前後も寄せられるといいます。
今回の改正はこういったトラブルを防ぐことを意図しているそうです。

このような組織ルールにおいて、どの程度の明文化、細分化が必要なのかを判断するのは難しいもの。
ルールの明確化と徹底は組織の全員が同じやり方でやれば良い基準を示す訳なので、現場の業務の混乱を解消する上で絶対に必要です。

ルールがあることで現場の各社員はいちいち悩まなくてすみ効率化できますし、人によって違うやり方もなくなり業務の品質も一定レベルに収斂させることができます。

しかし一方で全てを細かくルール化すると何も自分で考えなくてもよくなるので、それがなぜそういうルールなのかすら考えなくなり、業務の本質が見えなくなり、組織が何か新しいことをやろうとするときに、ルールをどう見直せばよいのかがわからなくなる、あるいは自分でリスクを取ろうとしなくなるかもしれません。

このように、組織にルールは絶対に必要ですが、その組織の規模や特性にあった程々の細かさであることが大切です。
そう考えると国民という組織を対象とする民法に更なる明文化が必要な理由も理解できる気がしますよね〜

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