親はバイアスに負けられない?!
iphone6の発売が発表されました。
日本での発売は1週間後の9月19日。私自身は今使っているスマホでさえ機能の半分も使いきれていない気がしていて、これ以上進化が進んだらついていけるのかに少し不安を感じ始めていますが(苦笑)、皆さんはそんなことありませんか??
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英国情報通信庁(Ofcom)が大人2,000人と子供800人を対象に行った調査によると、45歳の大人よりも6歳児のほうがテクノロジーに強いという結果が出たのだとか。
特に14~15才の「ミレニアム世代」がテクノロジーに強いようです。
そんなギャップを引き起こす心理的な要因をご紹介します。
一つは自分が現在所有するものに高い価値を感じ、それを手放すことに強い抵抗を感じてしまう傾向(保有効果)。
人間心理における保守的な思考を表す効果として知られており、結果として新しいものを手にした時に得られるメリットより、今、手にしているものを失うことによるデメリットを強く感じ取ってしまいます。
もう一つは未知なもの、未体験のものを受け入れず、現状のままでいたいと感じる傾向(現状維持バイアス)。
今のままで何も問題がないんだからこのままでいいと考えてしまい、同じ選択をし続けるのです。
タブレットやスマートフォンがすでに存在している世の中に生まれてきた子供たちと、大人になってからテクノロジーが普及してきた世代とでは、環境的な要因からジェネレーション・ギャップが生じるのも当然です。
それに加え、心理的要因も大きな影響をもつことがわかります。
子どもとのコミュニケーションのために、親には心理的バイアスを乗り越えることが求められているんですね~