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2014.03.25 ツカエル組織論

パフォーマンスを上げる会議

東京では桜の開花宣言が出され、ようやく春の訪れが感じられるようになりました!
あたたかくなると、なんとなく気持ちも明るく、前向きになれるような気がするのは私だけでしょうか?
この明るさや前向きさ、実は組織のパフォーマンスにも影響を与える要因の一つであることが立証されているのです!

ビジネス界の優れたマネジメントチームの特徴を研究してきたマーシャル・ロサダ氏によると、 
チームの業績と会議中の発言内容にはある関連があるとのこと。

彼は業績に応じてチームを「上位」「中位」「下位」の3つに分け、それぞれのチームの会議を長期に渡り詳細に分析し続けました。
 
その結果、業績が上位のチームは会議におけるポジティブな言動とネガティブな言動の比率が「6:1」、中位のチームは「2:1」、下位のチームは、ネガティブな言動がポジティブな言動を上回っている、ということがわかりました。
 
さらにロサダ氏は分析を進め、チームのパファーマンスが上がるか下がるかの境目となる分岐点を割り出しました。
それは、「ポジティブな言動:ネガティブな言動」がちょうど「3:1」の時だったといいます。

この結果からロサダ氏は、チームのパフォーマンスは、
「ポジティブな言動がネガティブな言動の3倍を超えたときに初めて向上する」
という仮説を立てました。
現在では様々な研究者によってこの仮説が正しいことが確認されています。 

もちろん、会議において突然ポジティブな発言をしよう!と投げかけたところで、メンバーがそれができる状態でなければ成り立ちません。
明るく、前向きな気持ちで会議に臨めるような職場づくりから、始める必要がある、ということですね。

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