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2015.06.08 イケテル仕事観

「未来を見て、今を生きる」 AKB48 高橋みなみさん

週末の総選挙で注目を集めた高橋みなみさんのスピーチ。
昨年末に1年後の卒業を発表し、最後の総選挙に臨んだ高橋さんの言葉には、グループへの愛情とリーダーとしての責任があふれていました。

スピーチにもありましたが、歌手を目指して芸能界に入った高橋さんでしたが、オーディションの結果アイドルとして歩みを進めました。
そしてAKB48の第一期生として約10年間活動を続け、昨年から総監督として総勢約300人という大きなチームを率いています。

日頃からメンバーに対しては常に自分から話し掛け、思っていることは全部言うようにしているという彼女。
卒業が決まってからはさらに、自分なりの将来のビジョンや意見を持つ若いメンバーに対し、自分がこれまで見てきたものをきちんと言葉にして伝えたい、と思うようになったのだといいます。

また、自分が卒業するところまでよければよいというわけではなく、今年10周年を迎えるグループのもっともっと先を見て、そこにつなげるようなサポートがしたいと語ります。

ともすると、きちんと伝えもせずに背中を見て学んでほしいと思ってしまったり、自分の卒業まで何とか無事に、と短期視点に陥ってしまいがちなところを決しておろそかにしない。
そんなところに多くのメンバーが惹きつけられるのかもしれません。

さらには、「ファンの人あってのAKB48なので、1年先のことすらわからない。いつなくなるかもしれない」という相手ありきの思考と危機感を決して忘れません。
今回の卒業もこの危機感をメンバーに伝えるための決断だったといいます。

アイドルという立場にありながらも、彼女のリーダーシップには学ぶところが多そうです。
多くの組織が悩む権限委譲や経験の伝承というテーマに彼女がこのあとどう取り組むか、まだまだ注目ですね!

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