2015.06.24 ツカエル組織論

「研修なんて必要ない?!」

採用市場が売り手に転じ、採用が難しくなっている今、自然と企業のフォーカスはいかに優秀な人材に自社で働き続けてもらうかという「リテンション」へと移っていきます。
その一方で、社員の就労観には様々な変化が起こっています。

例えばある調査によれば25~34歳の労働者の平均勤続年数はたったの3年。
これは55~64歳の労働者の3分の1にも満たない数字です。

以前はゲームの仕組みは組織に有利なようにできてきる、と言われていましたが、現在の流れはそれと全く逆になっており、大手企業は新しいアイディアを貰うために10代、20代の若者に頭を下げなければならないことも少なくありません。

その背景には、企業と個人の情報格差の低下があります。
個人の方が企業よりも早く最先端の情報収集ツール(PCやタブレットなど)を入手することができ、個人の方が先に情報収集や拡散の利便性を享受するようになってすらいます。

ある研究によれば、世界で最も進んでいる街の一つ、ニューヨークの労働者は週の平均労働時間の1/3に当たる、13.5時間を新しい技術の獲得のために無給で費やしているらしく、これはインターネットの発達によって、自分の好きなものはなんでもWeb上で学べるようになり、公式のプログラムではとても追いつけない業界の速いニーズに対応できる環境が整ったことが大きく影響しているようです。

会社の公式プログラムを通じてスキルを高めなくても、場所や時間に囚われず、インターネットを通じて学習することが驚くほど簡単になりました。

このように学べる機会が自ら手を伸ばせば得られる環境の中で、企業に所属するメリットは薄れつつあるのです。

成長意欲の強い人材は成長を実感できる環境を重視します。
もし、企業に所属していても何も学ぶことができず、イノベーションを促進し、課題を与え、学ぶチャンスを提供してくれるような環境がないのなら、躊躇なく次のステージを探すでしょう。

このような環境の中で、成長のステージをいかに提供できるか、はリテンションの一つの重要な側面といえそうですね。

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