若手が上司との関係性について語ってみた。
みなさん、こんにちは。JAMの若手ブログ「パンにはJAM」、今週は2年目がお送りします!
今回は先日同世代の友人、知り合いと仕事について話すことがあり、これあるあるなのかもと思ったことを書かせていただければと思います。
「最近の若い人は~」「ジェネレーションギャップが~」というのはきっといつの時代もあると思います。が、いまの若手世代として私たちが尊敬する上司ってこういう人だよねみたいなお話を書いていければ良いかと思い綴っております。
※なお、複数の人間による意見ではありますが、過度に一般化して捉えることはよろしくないかと存じますので、その辺りはご注意いただければと思います(自分で書いておいてなんて無責任 笑 参考程度に読み物として楽しんでいただければ嬉しいです)
■部下は見ている!
声を大にしてお伝えしたいのは意外に部下は見ているんですよ!ということ
(大にして言いたいことは大きく表示させていきますね 笑)
上司の心配が本当に自分のためなのか、上司のための言葉なのかはわかります。
例えば、少し自分の体調や営業成績が悪くて不調だなという時について考えてみましょう。
お休みや自分なりの努力をして回復してきたときに「調子悪そうだったもんね。心配してたんだよ」と声かけをする上司と、辛い時期まっただ中に「最近調子良くなさそうだね。どうしたの?何かできることはある?」と声かけをする上司、どっちが良いですか?
「辛い時期に気遣っていた。心配していた」と言葉に表してしまえば、どちらも同じなのですが、声かけしてもらった側の心象はだいぶ変わりますよね。
もしかしたら前者の人は慮って、声をかけなかったのかもしれません。ですが、なんとなく前者のような声かけをしてくる方には「ああ、心配していた上司と見られたいんだな」と感じてしまうときもあります。もちろん全ての方がそうだというわけではありませんし、そこに意図があったのなら良いのかもしれませんが、部下としてはなんとなく声かけづらいとかで話しかけてこなかったんだろうなぁと考えてしまうのです。少し不調が戻ってきた途中や回復した後に言われても、その時期寄り添ってくれた人がいるなら、人間やはり寄り添ってくれた人に信頼を寄せると思うのです。
これは一例でしかありませんが、上司の言葉が発言している上司のためなのか、自分のためなのか、それは若手でもわかります。
信頼は日々の発言や行動で得ていくしかありません。そこは上司も若手も同じだと思います。立場が上だからといってすぐに尊敬されるわけではないし、若手も若いからといってそこに甘えた行動を繰り返していたら、信頼されなくなりますよね。
そうそう少し話は脱線してしまいますが、昨年、「大丈夫?って聞くのはよくないよね」と私に言ってくれた上司がいました。
「大丈夫?」って聞いたら「大丈夫です」か「はい」しか返せないもんね。と言ってくれたのです。
そこからその上司から「大丈夫?」と聞かれることはなくなりました。
確かにその通りだなと思うのです。「大丈夫か?」と上司に言われたら、「大丈夫です」か「はい」くらいしか言えないと思うんです。これは日本人的発想かもしれませんが…
その上司はふと思った感じで発言していましたが、私はそれが嬉しかったのです。以降も気をつけてくれることが分かりましたし、考えてくださっているんだなと感じました。
■完璧な上司?
あともう一つは上司の人間味が垣間見える瞬間、実は結構嬉しいです。
「若手は上司に完璧を求めすぎている」ということを言われることがありますが、それは若手側の意識だけではなく、上司側も意識していることでは?と思います。そう見られたい人が多いのかなと感じる瞬間があるのです。
もちろん上司として仕事のスキル(能力)が高いことは求められますし、そういう姿を見せなければならないとも思います。でも仕事で圧倒することと、壁をつくることは違うと思うんです。スキル面での隔たりは大切ですが、コミュニケーション面での隔たりはなくて良いのかと思います。
ではなぜ、「上司は完璧」という誤解が生まれるのでしょう?
一人の若手としていうならば、「コミュニケーション量が足りない」「上司の仕事の全体像がわかっていない」「隙が見えない」という3つがあげられるのではないかと思います。
でも誰も完璧超人で、スーパーマンみたいな上司を求めているわけではないと思います。ドラマや映画などフィクションではよくそういう上司が描かれますし、全く憧れがないかと言われれば強く否定はできませんが…
ただ上司も人間だということが分かれば、上司も若手も肩の力を抜いて互いに良い相互触発ができるのではと思います。いや、本当に人間じゃないと思ってるわけじゃないんですけどね。
私の上司は、結構話してくれる方だったので(もちろん全部ではありませんが)、今上司がどんな状況なのか、何を考えているのか、何に悩んでいるのか、今後チームとしてどういう方向に進んで行こうと思っているのかなど、かなり情報共有をしていました。その分、どうやったら上司を煩わせずにコミュニケーションを取れるか、具体的にはやり取りの回数を減らす工夫をしたり、空いた時間で積極的に業務を手伝ったりと、私からも上司に関わらせていただくことができたのかなと思います。
もちろん仕事は完璧にこなす人ですが、コミュニケーションをすることで良い意味で「あ、こういう一面もあるんだ」というところが見えると、(失礼な話かもしれませんが)親近感を覚えるというか、ギャップ萌えというか…
少なくとも全く隙を見せてくれない人より好感が持てるかと。
一緒に働く仲間として、足りないところを補って一緒に働いていく、ということをできると良いのかと思います。
長くなりましたが、今回は「若手の目線」ということで書いてみました。
生意気だと不快に思われた方いたらすみません。まだまだ社会人として勉強中で、若造が何を!と思うかもしれませんが、最近友人や知り合いと話していて、また私の実体験も交えながら書かせていただきました。
来週は別のメンバーが更新します!
お楽しみに~
ここまでお読みくださりありがとうございました。