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2014.04.17 エンタメ心理学

危険な思い出?!

昔の恋人との思い出の品や写真。皆さんはどうされていますか?

セルフストレージサービスのパイオニアである寺田倉庫が、このような大切の思い出の品を預かり、保管中だれにも気づかれることなく楽しむことができる新サービスの提供を始めたそうです!

「minikuLOVE」は、インターネットで注文すると送られてくる専用のダンボールに、ラブレターや写真、アクセサリーなど昔の恋人との思い出の品を詰めて発送すると、大切に保管してくれるサービス。

保管された品はスタッフが一品ずつ写真を撮ってリスト化し、ユーザーはWEBサイトのマイページにアクセスすると、思い出の品を当時の記憶とともに管理することができるというもの。

誰もがひとつは持っている昔の恋人との大切な思い出の品を「恋愛残留物」とうたい、それを安全に預かることで、今の恋人に見つからず密かに楽しむことができる、というのが「minikuLOVE」の魅力です。

しかし、この思い出の品を取っておきたいという気持ちはどこからくるのでしょうか?

一つはきっと執着でしょう。

執着とは怖れから来る気持ちで、何かにしがみついている状態であり、自分を守っている姿勢です。執着のベースには、その人や物を失いたくない、という怖れが存在します。

このような自分を守る姿勢は、一見そうは見えない状態であっても自分を中心に据えて周りを見ていることになりますので、必要なコミュニケーションを阻害し、適切な判断を狂わせてしまいます。

一方、純粋な思いや願いには怖れは存在しません。

自分を守ったり何かにしがみつくわけではなく、純粋に過去を懐かしんだり、相手の未来の幸せを願ったりできるような心の余裕があれば、判断を誤ることもないでしょう。

思い出を大切にしたいという気持ちがどこから湧いてきているのかを振り返ると、
今の自分の心の余裕の度合いが見えてくるかもしれません!

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