ホームコラム「本番前までが勝負なんや」 小杉スケート シャープナー 田山裕士さん
2014.02.23 イケテル仕事観

「本番前までが勝負なんや」 小杉スケート シャープナー 田山裕士さん

スケート靴のエッジをメンテナンスする「シャープナー」という仕事。
華麗でありながら繊細なフィギュアスケートという競技にはなくてはならない存在なのだとか。

エッジを研磨してキレを良くし、位置を調整するのがシャープナーの役目。
田山さんはソチ五輪に出場した高橋選手や村上選手をはじめとし、多くの選手のスケート靴のメンテナンスを手がけているのです。

大阪の高校を卒業後、父親と同じ京都のスケート用品専門店に就職しますが、本格的なスケート経験はなかったという田山さん。

そのため、少しでも時間が空くと近くのスケート場へ通っていたといいます。
「スピンは刃のどの部分で回るの?」
「ジャンプはどこで踏み切るの?」
とコーチを質問攻めにし、選手の感覚を学んだのだそうです。

以来35年間、多い時で1日40足以上、研磨機と砥石で磨きつづけています。
右の親指と人差し指の間は硬く隆起し、常に痛いのだとか。
目と手の感覚だけを頼りに、選手が納得するまで何度も話し合いしながら仕上げるのが田山流。

そんな田山さんだからこそ、選手の信頼は厚く、「現地で研いでもらったらジャンプができなくなっちゃった」と遠征先の安藤美姫選手から連絡をもらったり、高橋選手にソチ五輪用の靴の依頼を受けたりと忙しい毎日です。

「選手がストレスなく、氷の上に立てるようにする。本番前までが勝負なんや」

選手の活躍や栄光を願い、決して努力を惜しまない。
厚い信頼を受け、時に一緒に笑い、共に苦しむ。
そんな真のパートナーを得て、選手の輝きは生み出されているのですね。

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